カラー
2004.12 ラオス北部山岳地域のムラ
21日・22日・23日・24日・25日・26日・27日・28日・29日・30日・31日(1月1日)
2004年12月25日クリスマスとは関係ないと思ったらウドムサイの市場にもクリスマス飾りがあったのでびっくり。朝食は市場の角にある中国人の食堂で肉まん2人前をテイクアウト。今日は0730の早出なので自動車の中でぱくつく。
今日は、中国国境のボーデンを目指して国道1号線を北上する。峠を上がって霧が晴れたころウドムサイ県81号村で休憩。ここはモン族の人々が暮らす山の上のムラで、まさに雲上の園である。しばし、写真を撮りながら見とれていた。
峠を下ってしばらく進むとモン族のムラであるパントン村の北の村でモン族のお正月を見学。彼らの正月は12月の不定期の数週間で、これが見られるのはかなり幸運だ。モン族のお正月は、鞠投げである。隣村から集まった男女が鞠を投げ合い。生涯のパートナーを見つけて結婚に進む。いわば「プロポーズ大作戦」当然、私も有資格者なので鞠投げに参加してみたが、これが結構難しい。右手のみを使って小さな鞠を投げ返すのだが、すぐに落ちてしまう。二・三分で写真を撮る側に戻ったが、相手の女の子は12〜15歳くらいだろうか。
モン族の適齢期はとても早く、童謡「あかとんぼ」の十五でねえやは、嫁に行きを思い出した。午前中は、国境付近の町ボーデンで製塩業の聴き取り調査を行い。国境のバスターミナルの食堂で中華料理のお昼、豆板醤をつかった辛い炒飯は、ガイドのパイワン氏の口には合わなかったようだ。
ついにやってきましたラオス・中国国境、思わず記念撮影。ゲートの向こうには国境の中間地帯であり、中華人民共和国最南端の道路でもある。国境付近のマーケットでは、モン族のおばさんの写真撮影。大きなザボンを二つ購入して、スパリーン食堂へおみやげ。
帰路、モン族の村に立ち寄るがお正月は最終日だったようで、みんなでくつろいでいた。聴き取り調査にあまり協力してくれなかったので、子供のおみやげのゴム風船をあげたら、村中大にぎわいになった。やっと鍛冶屋の情報を聞き、隣のパントン村へ移動。
モン族のムラであるパントン村では鍛冶屋さんの聴き取り調査のほか、平地式住居に入れてもらい住居内の様子を見学した。焼畑の陸稲に使用する穂積み具も使い方などを聴き取る。一軒の住居に複数の穂積みがあったので1つを資料として購入した。
夕方1810にホテル到着。結構な距離を走りました。今宵もスパリーン食堂で夕食だが、中国国境で購入したタケノコを持参して、夕食は餅米、ラープとタケノコスープで2130には就寝。