2005.2 ラオス北部山岳地域の集落調査
その1
27日・28日・3月1日・2日・3日・4日・5

 2005年2月28日、0640に起床。日本時間では0840だから目覚めが遅い、結構疲れてた。ホテルの朝食バイキングはタイ料理と洋食ほかで、豚挽肉入り粥を朝食に。
 0800ホテルを出発。昨夜のナイトマーケットの隣は、チェンライのバスターミナルで、さっそくラオス国境のチェンコーン行きのバス乗り場を探す。バスターミナルは、結構込んでいたがタイの人は親切ですぐに乗り場を教えてくれる。バスは1時間おきの出発で、次は0900発。
 車掌に42B(118円)払ってバスの乗り込む、出発前には乗客も集まってきた。バスは定刻どおり出発したが、バッテリー切れで押しがけでの出発。街を出て数分は走り、ガソリンスタンドで給油。バス停もないのに乗客がいると乗り降りできて、車掌が路線上の商店に荷物を運ぶサービス付き。
タ イのローカルバスは、かなり愉快な乗り物だ。水田が広がる平原と丘陵を抜けてバスは1130にチェンコーンに到着。走行距離は100kmを越えているだろう。チェンコーンのバスターミナルからメコン川を渡る船着き場までは1kmくらいあるので、トゥクトゥク(バイクタクシー)を拾う、言い値の20B(56円)で移動すること5分、道路から坂をおりるとそこはタイの出国ゲートだ。
 タイの出国を済ませると川岸のボート乗り場で、やはり20B払う。島国日本の感覚では群馬県から利根川を渡って埼玉県に向かう気分だが、これが現実の国境である。
 ボートは、わたし一人を乗せて5分足らずでメコン川をわたり無事にフェイサイの入国審査所へ。ガイドのパイワンさんの懐かしい顔がお出迎え。ここからは一人ではない。30ドルのビザ料金を支払って5分程度の待ち時間でビザ取得。入国審査を終えて1205、二ヶ月ぶりのラオスへ。
 街で昼食後に、ホテルの確保と明日からまわる集落情報、車の手配をガイドとともに済ませて、夕方には落ち着いた。メコン川に降り立てば、川海苔取りの親子や砂地で遊ぶ子供らが。ラオスに戻ったことを実感する瞬間だ。
メコン川の対岸であるタイに沈む夕日を見ながら、一人川岸のレストランでビアラオ。フェイサイでの夜、「く〜ゥ」冷えたビールが喉を潤し、ひんやりした川風が心地よい。こんな時間もいいなと、サンセットタイムを満喫。夕食はラオスの焼きそばを食べて、ホテルへ。2000就寝。
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