カラー
2004.9 中華人民共和国北京のそら
22日・23日・24日・25日・26日・27日・28日
前門から出発して小一時間、車掌のお姉さんは機関銃のように北
京語をしゃべりっぱなし、ツアー参加者も結構ノリノリで中国人観
光客の意外な一面を発見。けれど中国語の説明はサッパリわからず
閉口したが、はじめから中国人向けツアーに参加したので仕方がな
いとあきらめる。バスはやがて郊外の山稜をぬって谷を走行中、
前方に石作りの城が見える。
「万里の長城だ」、バスが最初にやってきたのは「居庸関長城(きょうようかんちょうじょう)」歩き方をみると険しいことで有
名らしい。入園料20元を払い、城門のなかへ。まずは、長上に
そびえる3つ目の砦を目指して歩き出す. つらいのは最初の砦まで、
汗が出たが夢中で上り始めると風が心地よい。
時間はあまりなかったが、気がついたら4つ目の砦まであがって
いた。しかし、まだ上があるではないか。ここであきらめて下山。
途中の眺めは最高で東側には緩やかな城壁が続いている。バスの集
合時間を気にして下山したが、まだ2分前なのにバスは出発すると
ころ。「おーい、置いていかないで」と呼んだらバスが止まってく
れた。どうやら集合時間前に集まるらしい、回りの中国人に笑われ
る始末。(続く)