ラオス ボーケオ県パナ村(パナ族)の鍛冶 
鍛冶場
 村の農具を乾期に制作している。鍛冶場は、集落内にあり上屋が存在する。床面よ置かれたテーブル状の台に石と土で作られら鍛冶炉があり、鞴は木製の筒型の鞴で横置きで使用する。羽口は赤褐色のシルト質粘土を利用したブロック状のものからなる。北方系鍛冶技術。
使用後に廃棄された羽口部分の粘土塊。二つに割れた状態。
ラオス アッタプー県ハーサン村(ラベー族)の鍛冶 

鍛冶場
 ハーサン村は、アタプーから南東にベトナムに向かう道路沿いにあるラベー族の村です。鍛冶場は、集落の高床住居下に存在する。鞴は金属製の対の筒型鞴で縦置きで使用する。送風管は鉄製パイプ2本で粘土製の羽口を使用している。
南方系鍛冶技術

羽口は粘土塊を切り出したものを利用している。
カラー