ラオス アッタプー県ボンビライ・ヌア村(ラベー族)の水田
標高100m
ボンビライ・ヌア村の村長ブン・カンさん(44歳)から2006年9月に聴き取り

水田と焼畑
 村はカンボジア国境の山の中にあったが、1997年に現在の場所に移動した。現在は焼畑は行っていない。水田と畑を作っている。以前の焼畑では、陸稲やイモ、モロコシ、ショウガを作っていた。焼畑は3〜5年サイクルで行っていた。

ボンビライ・ヌア村の水田
村長のブン・カンさん、水田の陸稲の収穫法を実演。ラベー族は、穂積具を使わないで手で籾を採集する。

ボンビライ・ヌア村の水田
森林を焼き払って作った平地の天水田。畦などの構造はあるが、灌漑水田ではない。田植えではなく籾の直播き。

ラベー族の掘り具
水田の稲は掘り棒で直播き、掘り棒は先端を少し焼いて尖らせた棒。イモの掘り具は鉄製の先端。
ラベー族の農具
上は、水田に稲籾を播くための掘り棒。下はイモの掘り具
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